11月のカリキュラム紹介~四方観察~

11月のカリキュラム紹介~四方観察~

11月の幼児クラスは、「四方観察」を学習します。

四方観察とは、ある対象物を前から・後ろから・右から・左から見たときにどのように見えるのかを考える学習です。

 

シルバークラスの子どもたちは、後ろから見るなんて考えたこともなかったようです。

 

小さなお子さんが、おうちのテレビの裏側に回って、出演者の後ろ側を見ようとしている光景を目にしたことはありませんか?

テレビの裏側を見ても、残念ながら出演者の背中を見る事は出来ないのですが、実際に目の前にあるものならば、見る事ができます!

ということで、みんなで実験してみましょう。

 

まず、最初は正面から。

これは、普段自分から見えているものですよね😊

次に、後ろから。

左右が反転して、正面からは見えなかった部分が見えるので、正面から見た時の特徴を記憶しておく必要があります。

ここで大切なのがワーキングメモリーです。

元の形を頭の中で再現しながら四方から見える形を想像するので、幼児さんにとっては中々難易度の高い課題です。

 

幼児期にこのような経験をたくさんすることで、集中力や思考力を養い、暗算や図形に強くなります。

色々な視点でものを見る事は、大人になってからもとても大切な概念ですので、ぜひおうちでもお子様と楽しみながら遊んでみてください。